今回もネットゲーム関連ではないです・・・・・・(;ω; ))

さて・・・・タイトルにある松田優作さんですが
探偵物語とかブラックレイン・・・・・・有名ですね
とくにブラックレイン出演時の・・・・癌に侵されてる状態での
鬼気せまる演技・・・・迫力に圧倒されました
他にも家族ゲームの時の・・・・浪人大学生の家庭教師・・・姿とか
家族のあり方とか・・・色々考えさせられました
しかし最近・・・・・僕にとって・・・・見る事は無いと思っていた・・・・・・・・・・
大藪晴彦原作の作品
野獣死すべし・・・・・
蘇る金狼・・・・・・・・
見てしまいました・・・・
何故見る事は無いと思っていたのか・・・・・・・・・
それは映画を見る前に・・・・・・原作を読んでしまったからです
まだ子供だった時代に・・・・・・何気なく手に取ったのが大藪晴彦の本でした
・・・・その小説が松田勇作の映画になってる事など全く知らずにです
いやあ・・・・衝撃でした・・・・・・
ストーリーは・・・・・・・大藪作品の全てに置けるのですが・・・・・・
主人公は・・・俗に言う・・・・・悪党ですw
まあ・・・・・聞こえが悪いですが
主人公全てが・・・・・・お金のために純粋に何でもやってしまうのです
仮に自分に・・・・銃口が向けられたら・・・・・躊躇なく恋人を盾にします
助けてくれ・・・・・叫ぶ相手に目的の為なら躊躇なく引き金を引きます
恐いですねえwww
普通なら・・・・・敬遠するとこですが
何故か・・・・・・一気に読まされてしまう・・・・・
独特の雰囲気がありました・・・・・・・
大藪作品に閑しては・・・・ほとんど全て読みつくしましたねw当時(´-ω-`)
面白かったです・・・・・・・・・・
そして時を重ねて・・・・・・・・・・・知ったのです
大藪作品が・・・・・・・・松田優作の映画になってる事に・・・・・
まあ・・・・探偵物語とか・・・・ドラマや映画等で見ていた
自分は・・・・松田優作は大好きでした
しかし・・・・・大藪作品に閑しては・・・・・原作を子供時代に
読んでしまっています
何故か・・・・・松田優作といえど・・・・・・見る気にはなりませんでした
しかし・・・・・・・自分は映画が大好きです
光テレビで映画配信もしてるほどです
その・・・・光テレビで・・・・・・・
野獣死すべしと・・・・・蘇る金狼・・・・・・・・目についてしまったのです
そして・・・・・・見てしまいました
この2作品
感想と言えば・・・・・やはりカッコイイですね・・・・松田優作は・・・
蘇る金狼においては・・・・真面目なサラリーマン姿と夜の別の顔
二つの姿を持ってるのですが・・・・・
大藪作品の雰囲気を・・・・・・うまく演じてるなあと・・・・感心しました
作品の最初の方のシーンで・・・・・・やくざを射殺するのですが
その・・・・証拠を隠滅するために・・・・相手に拳銃を握らせます
その最中に・・・・・やくざのふところを探って一万円札を頂戴するシーンとか思わず
うなずいてしまいました(o-´ω`-)うんうん
他にも・・・・さえないサラリーマンから・・・・・200万株を保持して成り上がった
優作が・・・・髭を生やした警備員に対して(明日から髭剃って来い)とか言うセリフは
ユーモア溢れて大好きですね 優作らしい^^
アクションシーンも・・・・・・迫力あるものでした(カーアクションとか)
ラストシーンも・・・・・(木星にはいつつくんだ?)朦朧とした意識の中ではなつセリフは感動
しました(*^ー゚)b
だが・・・・・・・・・・・・・・・・全体の構成がまずいですね
ボクシング習ってて強そうだから・・・・・殺しを依頼するとか・・・・・・
流れとして安易過ぎます・・・・時間的な問題もあったのでしょうが・・・・・
大藪ファンとしては・・・・ここだけは言わせてください
こんなに安易な小説ではないですと・・・・・・・(。>ω<。)
まあ本来はもっと計算された小説です;;
そこを・・・・スルーすれば・・・・・・松田優作の魅力が満載の傑作でしたね
さて・・・・・野獣死すべし・・・ですが

これに閑しては優作の最高傑作とまで言われてる作品です(´-ω-`)
優作はこの作品を撮る為に・・・・・・・・・20キロ減量
そのうえ・・・・・・げっそりとした雰囲気を出す為に;; 奥歯4本抜いてます(ノД`)・゜・。
実際・・・・前作の蘇る金狼の時とは・・・・・・全くの別人の様です
その意気込みは・・・・・・・演技にも現れてます
鬼気せまるものがありました・・・・・・・・・・・・・
ただ 自分はこの作品を大藪晴彦の原作だとは思いません
松田優作・・・・・独自の素晴らしい作品だと思います・・・・・・・
元戦場カメラマンの非情な・・・・・・・金の為なら何でもするという物語なのですが
最初から最後まで優作の・・・・・・真剣さが伝わってきました
そして・・・・・自分を付けねらう刑事との・・・・一騎打ち
電車の中で・・・・優作は語りだします・・・リップバーンウインクルの話を・・・・・・・・・
とても冷静に坦々と話します・・・・・・・・・
ラストとか・・・・恐かったです
さて・・・・・・ここで大藪晴彦について少し話しましょう
1935年ソウルに生まれます 戦時中で父は教師 日本人です
1935年 山形に戻ります
1941年 朝鮮半島に移転(当時戦時下に置いて日本の領土)
1945年 父が徴兵される と同時に日本敗戦
朝鮮に残った高官達は民衆を見捨てていち早く帰国
残された日本人の警官や憲兵は朝鮮の民衆により惨殺
大藪晴彦は・・・・その姿を目撃しながら・・・妹と二人朝鮮に残される
長男として食事にも困る生活苦の中盗みまでして 食料を得る ロシア兵に銃剣で
刺された事もあったという ジフテリアに侵された妹を抱えながら病院を探して町か
ら町まで探し回った事も・・・・・・
1946年 共同で闇船を雇い 日本へ帰る
1956年 早稲田大学入学
1958年 処女作 野獣死すべしを雑誌に掲載
1964年 蘇る金狼刊行
1979年 蘇る金狼 松田優作出演公開
1980年 野獣死すべし 松田優作出演公開
1996年 死去 享年61歳
僕は・・・・・・大藪晴彦の・・・・・1945年の戦時下に置いての 朝鮮での生活が・・・・・・
リップバーンウィンクルと・・・・・共鳴してしまいました・・・・
食う為にまだ子供なのに・・・・・盗みを働き・・・・・銃剣で刺されながらも・・・・・・
平和な日本では考えられない様な状況・・・・凄まじい状況だったに違いありません
この状況下の中での体験が・・・・作品に表れてるのかなと・・・・・・
自分は思いましたね・・・・・・・・・・
そして・・・・・・松田優作については
1949年 9月21日 誕生 日本人の父と在日朝鮮人の母との
間に生まれる
母が同級生に負けない様にと出生届けを 1年遅らせたため
戸籍上は1950年 9月21日となっている
1989年 11月6日 死去 享年40歳
よくは 分からないですが優作も幼年時代は・・・・苦労したと思われるます
それに負けないで・・・・・登りつめたからこそ・・・・・・あの演技が生まれたの
かなと・・・・・・・ふと自分は思ってしまいました・・・・・

それでは
また明日
☆^(*≧ω≦)ノ~~~βyё βyё♪
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